韓国水原ロケ地めぐり!人気ドラマの撮影場所~ソンジェ・その年、私たちは他

水原はソウルから電車で約1時間、最近の人気ドラマのロケ地として大注目されているエリアです!

「ソンジェ背負って走れ」の告白シーンが撮影された華虹門、「涙の女王」のクイーンズ百貨店屋上として登場した樹木園。

「その年、私たちは」のウンとヨンスが過ごした街並みなど多数。

これらはすべて水原で実際に訪れることができる場所です。

世界遺産の水原華城を中心に、時代劇から現代ドラマまで数々の名作が撮影されてきました。

この記事では、水原で撮影された人気ドラマと、具体的なスポットをご紹介します。

目次

水原で撮影された人気韓国ドラマ一覧

水原は世界遺産の水原華城を中心に、時代劇から現代ドラマまで数多くの韓国ドラマのロケ地として使われている魅力的な街です。

ソウルから電車で約1時間とアクセスが良く、ドラマファンにとっては訪れやすい聖地巡礼スポット。

特に華城行宮や水原華城の城郭は、時代劇の撮影には欠かせない場所として何度も登場しています。

ここでは、水原で撮影された話題のドラマを現代劇と時代劇に分けてご紹介します。

水原がロケ地となったドラマ

最近では「ソンジェ背負って走れ」が水原の様々な場所で撮影され、大きな話題となりました。

水原華城の北側にある池・龍淵ではソンジェがソルに自転車の乗り方を教えるシーンが。

そして、華虹門ではロマンティックな告白シーンが撮影されています。

行宮洞エリアにあるモンテッドカフェはソルの家として使われ、多くのファンが訪れる人気スポットになっています。

「その年、私たちは」では長安門や華西門周辺が印象的に使われ、主人公ウンの家も行宮洞エリアで撮影されました。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」では、主人公の父が経営するキンパ屋として行宮洞の日本食屋が使用され、現在は別のキンパ店としてオープンしています。

他にも「二十五、二十一」の桜並木シーンや「梨泰院クラス」の高校時代のシーンが水原華城の八達門周辺で撮影されるなど、水原は現代劇のロケ地としても大人気です。

時代劇のロケ地とされたドラマ

水原華城の華城行宮は、韓国時代劇の撮影地としては定番中の定番。

日本でも大ヒットした「宮廷女官チャングムの誓い」をはじめ、「イ・サン」など数々の名作がここで撮影されました。

パク・ボゴム主演の「雲が描いた月明り」では、華城行宮の奉寿堂前でプロポーズシーンが撮影されました。

「ホン・チョンギ」や「恋慕」といった最近の時代劇でも華城行宮が登場し、朝鮮王朝時代の雰囲気を再現する重要な舞台となっています。

また「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち~」では、水原市内にある孝園公園の中国式庭園・粤華苑が撮影に使われました。

水原ロケ地巡り~ソンジェ背負って走れ・涙の女王他

水原で撮影された韓国ドラマのロケ地は、実際に足を運んでみると画面で見ていた以上の感動があります。

「ソンジェ背負って走れ」、「涙の女王」のロケ地は2024年に大人気となり、世界中からファンが訪れるスポットとなりました。

ソウルから高速鉄道で約30分、地下鉄でも約1時間とアクセス良好です。

華虹門(ファホンムン)-ソンジェがソルに告白

水原華城の北水門である華虹門は、7つのアーチ型の水門から流れる水しぶきが虹のように輝いて見えることから名付けられた美しい建造物です。

「ソンジェ背負って走れ」第6話で、北京オリンピックの野球決勝戦を観戦した後、ソンジェがソルに告白するシーンが華虹門の前で撮影されました。

華虹門前の広場から水原川に向かう途中にある欄干のない小さな橋が実際の告白シーンの場所。

華虹門の前の橋は、ソンジェファンたちの人気スポットとなっています。

夜になると華虹門がライトアップされ、昼間とは違った幻想的な美しさが楽しめます。

華虹門詳細

名称:華虹門

住所:京畿道 水原市 八達区 水原川路 377

アクセス:長安門(チャンアンムン)停留所より 徒歩5分

定休日:無休

Mongted(ソルの家)

ドラマで何度も登場するソルの家は、Mongted(モンテッド)というカフェ。

水原市八達区行宮洞エリアにあり、1階はカフェとして営業しています。

入口付近には、ドラマでお馴染みの黄色い傘や花のアーチが飾られており、ソルが階段を降りてくるシーンを思い出させてくれます。

このカフェは塩パンが名物で、ほんのり甘いパン生地と塩の絶妙なバランスが人気です。

週末は多くのファンで混雑するため、朝早めの時間帯に訪れるのがおすすめ。

カフェの向かい側には青い門のソンジェの家がありますが、こちらは一般住宅のため外観を眺めるだけにしましょう。

近隣住民の方への配慮を忘れずに、静かに楽しんでください。

Mongted詳細

名称:Mongted

住所:京畿道 水原市 八達区 華西門路48番キル 14

アクセス:水原駅9番出口(13・15番バス)長安門停留所より徒歩6分

定休日:無休

行宮洞壁画村(ソンジェとソルの通学路)

ソンジェとソルが毎日通っていた通学路として登場する行宮洞壁画村。

水原華城周辺の住民と芸術家たちが、協力して作り上げた素敵な壁画村です。

低い石垣に沿ってカラフルな壁画が描かれており、「幸あれ道」「愛してる道」などテーマごとに6本の路地に分かれています。

ドラマでは、オートバイから身を守るためにソルがソンジェを壁ドンするシーンや、二人が並んで歩く姿が印象的にでした。

華虹門から北東砲楼へ続く城郭沿いのエリアも、登下校シーンとして使われています。

Mongtedカフェから徒歩数分の場所にあり、壁画を見ながら散策するだけでも楽しめます。

また「その年、私たちは」のロケ地でもあり、韓国ドラマファンには二度おいしいスポットです。

一般住宅地なので、撮影時は住民の迷惑にならないよう配慮が必要です。

行宮洞壁画村詳細

名称:行宮洞壁画村

住所:京畿道 水原市八達区ファソムンロ72ボンギル9-6

日月樹木園(クイーンズ百貨店の屋上)

「涙の女王」クイーンズ百貨店の屋上庭園として登場したのが、水原市長安区にある日月樹木園です。

ホン・ヘインが「ヨンスクというタヌキが住んでいる」と話した庭園です。

ヒョヌが「ヨンスガ〜」と叫びながらタヌキを探すコミカルなシーンが撮影された場所で、ドラマで使用されたベンチや温室も実際に見ることができます。

クイーンズ百貨店の建物自体は、ソウルの汝矣島にある「ザ・現代ソウル」で撮影されています。

日月樹木園は自然豊かな植物園で、季節の花々や植物を楽しめるスポットです。

近くにスターフィールド水原もあるので、合わせて訪問するのもあり。

日月樹木園詳細

名称:日月樹木園

住所:京畿道 水原市 長安区 日月路 61

アクセス:1号線華西駅 (3番バス)日月樹木園停留所

営業時間:9:30~17:30

定休日:月曜 (月曜が休日の場合は翌日)

長安公園(その年、私たちは)

チェ・ウシクとキム・ダミ主演の人気ドラマ「その年、私たちは」で、ウンとヨンスが芝生の上でゆっくり過ごしていた場所が長安公園です。

二人の背景には水原華城の美しい城郭が映り込んでいました。

公園は城壁の外側に沿って広がっていて、ウンの家から歩いてすぐの場所にあります。

ウンの家は水原華城の城郭沿い、北門の長安門と西門の華西門の間。

長安公園は市民の憩いの場所として親しまれており、城郭に沿って遊歩道を歩くことができます。

また「私のIDはカンナム美人」などの撮影地としても使われた人気スポットです。

水原華城観光と合わせて訪れると、歴史と韓ドラの世界を同時に楽しめます。

長安公園詳細

名称:長安公園

住所:京畿道水原市長安区迎華洞349-86

ウンの家(その年、私たちは)

水原華城の西門である華西門から城壁の内側を北東に2分ほど歩くと、白い壁の煉瓦造りの建物が左手角に見えてきます。

これが「その年、私たちは」でチェ・ウシク演じるウンの家として使われた場所。

当時は「行宮パーティー」というカフェでしたが閉店しています。

現在は一軒家なので、中は非公開とされています。

玄関横の壁にはウンとヨンスのイラストが今でも描かれていて、いまだにファンの聖地とされています。

ウンの家の北側は城壁の外に沿って長安公園が続いています。

周辺の行理団通りには古い家屋をリノベーションしたオシャレなカフェが立ち並んでいるので、立ち寄ってみてもいいですね。

ウンの家詳細

名称:ウンの家

住所:京畿道 水原市 八達区 華西門路31番キル 22

営業時間:一般非公開

水原池洞壁画村(その年、私たちは)

キム・ダミ演じるヨンスの家は、韓国最大規模といわれる池洞壁画村の一角にひっそりと佇んでいます。

水原華城の東門である蒼龍門から南に向かって城壁の外側を歩いていくと、カラフルな壁画が描かれたエリアに入ります。

ドラマですっかりお馴染みになった緑色の門が目印。

ウンの家よりさらに年季を経た家屋は、往年の名画に出てきそうなレトロ感があります。

見学する際周りに配慮して楽しみましょう。

ウンの家からヨンスの家までは実際にはバスで10分ほどかかる距離なので、移動手段を事前に確認しておくと良いでしょう。

日月樹木園詳細

名称:水原池洞壁画村

住所:京畿道 水原市 八達区蒼龍門路 75-5

「ウヨンウ弁護士は天才肌」のキンパ屋

パク・ウンビン主演の大ヒットドラマ「ウヨンウ弁護士は天才肌」で、主人公ヨンウの父が経営するキンパ屋として登場したのが、水原市にある「かざぐるま」という店舗です。

実際にはキンパ屋ではなく日本食屋として営業していました。

撮影後は「ウヨンウキンパ」と書かれた看板やオーニングテントがそのまま残され、世界中からドラマファンが訪れる聖地となりました。

華城行宮や八達門から徒歩10分から15分ほどの場所にあり、レトロなレンガ造りのビル1階にお店があります。

現在は「ソホキムパッ行宮店」という別のキンパ店として再オープンしているようです。

「その年、私たちは」や「二十五、二十一」などのロケ地と合わせて訪問する方が多い人気スポットです。

ソホキムパッ行宮店詳細

名称:ソホキムパッ行宮店

住所:京畿道 水原市 八達区 新豊路23番キル 61

水原華城がある水原市ってどんな街?アクセスは?

水原は京畿道の道庁所在地で、人口約120万人を超える韓国でも有数の大都市です。

ソウルの南約35キロという近さからベッドタウンとしても発展していますが、実は3世紀の高句麗時代から続く歴史ある街。

世界遺産の水原華城があることで知られ、歴史的な風景と現代的な街並みが共存する独特の魅力を持っています。

ここでは水原の基本情報とアクセス方法を紹介します。

世界遺産の街・水原の魅力

水原は歴史と現代が見事に融合した魅力的な街です。

街の中心部には世界遺産の水原華城がぐるりと取り囲むように存在し、その城壁内には朝鮮時代の面影を残す行宮洞エリアが広がっています。

一方で、水原駅周辺には、ロッテデパートやスターフィールド水原などがあり、最新のショッピングやカフェを楽しむこともできます。

水原カルビが名物で、八達門周辺にはカルビの名店が集まる専門通りまであるほど。

また最近は韓国ドラマのロケ地として大人気。

「ソンジェ背負って走れ」や「涙の女王」「その年、私たちは」などの撮影地を訪れるファンで賑わっています。

ソウルとは違った落ち着いた雰囲気があり、地方都市ならではのゆったりとした時間が流れる場所です。

毎年10月に開催される華城文化祭では、伝統的な公演やパレードが行われ、お祭りムード満点の水原を体験できます。

ソウルから日帰りOK!水原へのアクセス

ソウルから水原へは複数の方法がありますが、一番速いのは高速鉄道。

ソウル駅からKTXやITXセマウル号に乗れば約30分で水原駅に到着します。

料金は列車によって異なりますが、ITXセマウル号で片道約2700ウォン程度。

ただし高速鉄道は本数が1時間に1本から2本程度と少ないので、事前に時刻表をチェックしておくことをおすすめします。

一方、地下鉄1号線を使えばソウル駅から乗り換えなしで約1時間、料金は2000ウォン前後とリーズナブルです。

地下鉄は数分おきに運行しているので、時間を気にせず気軽に利用できるのがメリットです。

水原駅に着いたら、水原華城エリアまでは市内バスで約10分から15分です。

駅の4番出口近くのバス停から11番、13番、36番、39番バスなどに乗れば八達門や華虹門方面に行けます。

江南エリアに宿泊している方は、江南駅から3000番バスに乗れば直接八達門前まで行けて便利です。

どの方法も比較的簡単なので、日帰りも可能な距離感です。

韓国水原ロケ地めぐり!人気ドラマの撮影場所~ソンジェ・その年、私たちは他まとめ

水原は世界遺産の水原華城を中心に、韓国ドラマファンなら一度は訪れたい魅力的なロケ地がたくさん集まっています。

歴史的な建造物と現代的な街並み、さらに名物の水原カルビも楽しめる水原は、ドラマのロケ地巡りだけでなく観光地としても十分に楽しめます。

次の韓国旅行では、憧れのドラマの世界を体験しに水原を訪れてみてはいかがでしょう。

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