ディズニープラス初のオリジナル韓国時代劇「濁流」は、SF9のロウン主演で話題を呼びました。
濁流は、朝鮮時代末期の無法地帯を舞台に、かつて固い絆で結ばれた幼馴染が敵対する立場で再会するというストーリー。
復讐に燃えるならず者、正義を貫く官吏、商人を目指す女性という3人の信念がぶつかり合う姿が印象的な韓国ドラマです。
本記事では、濁流の相関図、そして登場する主なキャスト及びその役どころを分かりやすく解説しています。
さらに、ストーリーのあらすじ(ネタばれないように注意)と配信情報、基本情報も総まとめしてお届けします。
ロウンファンはもちろん、時代劇に馴染みのない人もぜひ視聴してみてください。
韓国ドラマ「濁流」の相関図と人間関係
【濁流相関図】
出展：Disney+
「濁流」は3人の若者を中心に、複雑な人間関係が絡み合う壮大な物語です。
かつて固い絆で結ばれていた幼馴染が敵対する立場で再会し、さらに強い意志を持つ女性が加わることで、運命の歯車回り始めるというストーリー。
無法地帯と化した麻浦を舞台に、愛憎、友情、野心が交錯する人間関係を把握することで、物語をより深く楽しめます！
韓国ドラマ「濁流」の主要キャストと役どころ
物語の中心となるのは、チャン・シュル、チョン・チョン、チェ・ウンの3人。
この3人を中心に物語が展開し、それぞれの信念がぶつかり合う緊張感あふれる演技が繰り広げられます。
チャン・シュル（ロウン）
Disney+
過去を隠して麻浦でならず者として生きる主人公、復讐心を胸に秘めながら日々を生き抜く男。
かつては幼馴染のチョンと共に国軍将校になる夢を持っていましたが、ある出来事をきっかけに人生が一変。
シュル（ロウン）は190cmの長身と強靭な肉体を持ち、荒々しく力強い戦闘力でならず者たちの中でも一目置かれる存在。
寡黙で感情を表に出さない性格ですが、内には深い悲しみと怒りを秘めています。
チェ・ウン（シン・イェイン）
Disney+
朝鮮一の商人を目指す理知的で正義感あふれる女性。
漢陽商団に属し、混沌とした麻浦の世界で商人として成功するという強い意志を持っています。
男性中心の社会で女性が商人として生きることは容易ではありませんが、持ち前の聡明さと行動力で道を切り開こうとします。
元締めや悪徳官僚の妨害にも屈せず、自分の信念を貫く強さを持つ一方で、人間としての良心や優しさも持ち合わせた女性。
シユルやチョンと出会い、彼らの運命に深く関わっていきます。
チョン・チョン（パク・ソハム）
Disney+
清廉な官吏を志す正義感の強い青年。
幼い頃からシユルと共に国軍将校になる夢を抱いていましたが、シユルと離ればなれになった後は官吏の道を選びます。
理想と現実のギャップに苦しみ、時には不正に目をつぶらざるを得ない状況にも直面。
麻浦でシユルと再会したことで、友情と職務の間で大きく揺れ動くことになります。
かつての親友が今や敵対する立場にあるという現実に葛藤します。
韓国ドラマ「濁流」その他のキャストと役どころ
ムドク（パク・ジファン）
Disney+
表面的には欲深く狡猾な人物で、シユルの雇い主となります。
麻浦を支配する小心者でもあり、力と影響力を持ちながらシユルたちの運命を大きく左右する存在。
ならず者たちの中でも独特の立ち位置にあり、利権を巡る争いの中心人物の一人として物語に深く関わっていきます。
欲深さと臆病さを併せ持つ複雑なキャラクターで、パク・ジファンが内面の矛盾をうまく表現しています。
イ・ドルゲ（チェ・ギファ）
Disney+
捕盗庁の従事官で腐敗した役人で、王のように振る舞うする悪徳役人。
役人に上納し見返りを受けることで、何をしても許されてきた軍参謀で、強烈な悪人ぶりを見せます。
賄賂と不正にまみれ、民衆から不当に搾取する腐敗の象徴的存在として、チョンをはじめとする正義を志す者たちと対立します。
ワン・ヘ（キム・ドンウォン）
Disney+
女真族出身の将軍で、京江を支配しようと企てる野心家。
軍事力を背景に麻浦の利権に食い込もうとし、既存の権力構造に挑戦します。
物語の重要な対立軸となる存在です。
マルボク（アン・スンギョン）
Disney+
麻浦で働くならず者の一人。
シユルと共に日々を生き抜く仲間として登場し、厳しい環境の中でも助け合いながら生きています。
無法地帯での生活を共にする中で、シユルの行動を支える存在となります。
チェ・ジョンヨプ（ユ・ソンジュ）
Disney+
チェ・ウンの父親。
娘の将来を案じながらも、彼女の強い意志を理解しようとします。
カン行首（チョン・ベス）
Disney+
漢陽商団の行首(長)をつとめる。
商団を率いる立場にあり、ウンの商人としての活動にも関わります。
テホ君（チェ・ウォニョン）
Disney+
大義軍テホ君。
国防を憂い、チェ・ジョンヨプに命じ、禁じられている地図の編纂を秘密裏に行っている。
「濁流」のあらすじとストーリー展開（ネタバレなし）
「濁流」は3人の若者の運命が交錯する壮大な物語です。
幼い頃に固い絆で結ばれていた二人の少年が、数年後にまったく異なる立場で再会し、そこに強い意志を持つ一人の女性が加わることで物語は大きく動き出します。
ここでは物語の流れをコンパクトに解説していきます。
運命の再会と3人の出会い
かつて国軍将校になることを夢見ていた幼馴染のチャン・シユルとチョン・チョンは、とある悲劇をきっかけに離ればなれになります。
数年後、無法地帯と化した麻浦で二人は再会しますが、シユルは復讐心を抱えてならず者として、チョンは清廉な官吏として敵対する立場。
そこに朝鮮一の商人を目指すチェ・ウンが現れ、3人の運命の歯車が回り始めます。
かつての友情と現在の立場の間で葛藤する二人と、混沌とした世界で自分の道を切り開こうとするウン。
やがて麻浦を支配する権力構造の闇が明らかになり、ある事件の真相に繋がる重要な手がかりが浮上します。
信念がぶつかり合う結末
物語のクライマックスでは、シユルの復讐、チョンの正義、ウンの夢という3つの信念が激しくぶつかり合います。
麻浦を支配する巨悪との最終決戦が迫る中、シユルは復讐を取るのか新たな道を選ぶのかという究極の選択を迫られます。
チョンは友情と職務の間で葛藤します。
ウンもまた商人としての成功と人間としての良心の間で葛藤し、最終的に自分らしい選択をします。
濁流のように激しく渦巻く混沌とした時代の中で、3人はそれぞれの答えを見つけ出していくという物語。
全9話で描かれる3人の選択は、単純な善悪では割り切れない葛藤・苦悩がありました。
友情、復讐、正義、野心というテーマが絡み合い、視聴後も心に残る作品です。
ドラマ「濁流」の配信･基本情報
「濁流」はディズニープラスが手がける初の韓国オリジナル時代劇として、2025年9月に配信が開始されました。
初回に第1話から第3話までが一挙配信され、以降は毎週金曜日に2話ずつ追加配信されました。
朝鮮時代を舞台に、復讐と友情、正義をテーマに描かれた本格アクションドラマです。
ここでは作品の基本情報から制作背景、配信状況まで詳しくご紹介します。
「濁流」の基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 作品名 | 濁流（だくりゅう） |
| 原題 | 탁류（Muddy Stream） |
| 配信開始日 | 2025年9月26日 |
| 最終話配信日 | 2025年10月17日 |
| 話数 | 全9話完結 |
| 配信 | ディズニープラス独占配信 |
| 舞台 | 朝鮮時代末期の京江・麻浦 |
| 監督・演出 | チュ・チャンミン |
| 脚本 | チョン・ソンイル |
| 制作 | npioeエンターテインメント |
| 字幕対応 | 日本語字幕対応 |
濁流の原作者＆制作背景
「濁流」はオリジナル脚本によるドラマで、監督は「王になった男」で知られるチュ・チャンミン。
チュ・チャンミン監督にとって、初のドラマシリーズでもあり、映画的な映像美とドラマならではの緻密な人間描写が描かれました。
特定の原作小説や漫画はなく、朝鮮時代の歴史的背景をベースにしたオリジナルストーリーです。
脚本は、「今、私たちの学校は…」のチョン・ソンイルが手がけました。
ディズニープラス初のオリジナル韓国時代劇シリーズとして、9月17日に開催された第30回釜山国際映画祭のオンスクリーンセクションでプレミア上映されるなど、配信前から大きな注目を集めた作品でもあります。
ロウンの人気とディズニープラス初の韓国時代劇という話題性も相まって、SNSでも大きな反響を呼びました。
特にアクションシーンや俳優陣の演技は必見です。
濁流の配信情報：ディズニープラス独占配信
「濁流」は2025年9月26日16時よりディズニープラスで独占配信が開始されました。
配信開始後、ディズニープラスの韓国ドラマ部門で上位にランクインし、特に韓国、日本、東南アジア地域で高い視聴実績を記録しました。
配信は日本語字幕対応で行われており、初回3話一挙配信後、毎週金曜日に2話ずつ追加され、10月17日に最終話が配信されました。
世界各国で同時に視聴可能となり、時差を気にせず楽しむことができます。
まとめ
本記事では、韓国ドラマ「濁流」の相関図と登場するキャストの役どころを詳しく紹介しました。
ロウン、シン・イェイン、パク・ソハムらが演じる3人の若者は、麻浦という無法地帯で異なる立場と目的を持ち、それぞれの道を進んでいきます。
彼らの関係性や立場の変化を相関図で整理することで、物語の構造や人物の動きがより明確になります。
作品をより深く理解するための情報として、視聴前・視聴後の整理に活用いただければ幸いです。
