ディズニープラスで独占配信中の韓国ドラマ「親愛なるX」。
キム・ユジョンさんが、初めて悪役に挑戦したことでも話題となっています。
国民の妹として親しまれてきた彼女演じるのは、美しい顔の裏に冷酷な本性を隠したトップ女優ペク・アジン！
地獄のような幼少期から這い上がり芸能界の頂点に立った彼女と、彼女を守るために地獄を選んだ男たちの切ない愛を描くロマンス・スリラーです。
キム・ヨンデさん、キム・ドフンさん、イ・ヨルムさん、といった実力派若手俳優たちが集結してるのも見どころのひとつ。
彼らが、複雑に絡み合う人間関係を熱演しています。
この記事では、登場人物の相関関係を図解でわかりやすく解説します。
さらに、主要キャストのプロフィールと役どころ、そして本作あらすじをネタバレなしで紹介します。
韓国ドラマ「親愛なるX」の相関図･人物関係を図解で解説
【親愛なるX相関図 日本語Ver】
出展：tving
本作は、人物関係が複雑なので、理解しておくと物語をより深く楽しめます。
まず中心にいるのが、トップ女優のペク・アジンです。
そして、彼女を取り巻く義兄弟のユン・ジュンソ、高校の同級生キム・ジェオ。
そして女優レナ、という四人の関係が物語の軸となります。
さらに、アジンの実父ペク・ソンギュ、ジュンソの母ファン・ジソンといった家族関係も重要な要素となります。
芸能事務所の代表ソ・ミリやホ・インガンなど、芸能界の人物たちも絡み合い、ドラマが展開されます。
※相関図はTVINGより引用、翻訳させていただきました。
韓国ドラマ「親愛なるX」主要キャストのプロフィールと役どころ
ドラマ「親愛なるX」には、悪役初挑戦となるキム・ユジョンさんはじめ、キム・ヨンデさん、キム・ドフンさん、イ・ヨルムさんといった若手実力派俳優たちが集結しています。
そして、それぞれが複雑な背景を持つキャラクターを熱演。
ここでは、主要4人のキャストのプロフィールと役どころについて、詳しく紹介しますね。
ペク・アジン役：キム・ユジョン
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トップ女優ペク・アジンを演じるのは、キム・ユジョンさん。
この役は、彼女のキャリアで初めての本格的悪役となります。
アジンは、地獄のような家庭環境で育ち、生き残るために感情を押し殺すことを学びます。
周囲の人々の心を読み、思い通りに動かす能力に長けた彼女は、芸能界の頂点に上りつめます。
生き抜くために仮面をかぶった彼女が、頂点に立った瞬間・・・。
キム・ユジョンさんは、1999年ソウル生まれ。
幼少期から子役として活動し、時代劇「トンイ」や「太陽を抱く月」での演技が評価されました。
成長後は「雲が描いた月明り」「ホン・チョンギ」「マイ・デーモン」などで主演を務め、本作で新境地を開いています。
ユン・ジュンソ役：キム・ヨンデ
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キム・ヨンデさん演じるのはユン・ジュンソ。
子供の頃にアジンの過去を目撃してから、彼の人生はアジンを守ることが中心となります。
アジンにとって、彼は安らげる唯一の相手であると同時に、最大の弱点でもあります。
大人になった今も彼女の側にいますが、その愛情は歪んだもの。。
この複雑な心理を、キム・ヨンデさんが繊細に表現しています。
キム・ヨンデさんは、1996年3月2日生まれ。
身長185センチの若手実力派俳優です。
2017年にウェブドラマでデビューし、「ペントハウス」シリーズや「昼に昇る月」で一人二役を繊細に演じ分けて高評価を得ました。
「損するのは嫌だから」などでも主演を務める若手実力派俳優です。
キム・ジェオ役：キム・ドフン
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宗教に取り憑かれた父親のもとで、辛い幼少期を過ごした彼は、高校でアジンと出会います。
同じような傷を持つ彼女を見て、自分の存在意義を見出します。
ジェオは、ジュンソとは違うアプローチでアジンに尽くします。
盲目的な協力者として描かれる彼が、アジンの運命にどう影響を及ぼすのか注目です。
キム・ドフンさんは、1998年京畿道出身。
2016年に映画デビューし、テレビドラマでも活躍の場を広げています。
アクションシーンからドラマティックなシーンまでこなせる、幅広い演技力が魅力です。
「7人の脱出」「ルール通りに愛して」などにも出演しています。
レナ役：イ・ヨルム
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レナは、アイドルグループ出身で女優に転身したという役どころ。
抜群のルックスと幸運に恵まれスターダムに上りますが、常に批判にさらされるレナ。
前向きな性格で批判を跳ね返してきた彼女が、ジュンソと出会います。
イ・ヨルムさんは、1996年ソウル生まれ。
子役からキャリアをスタートし、成長とともに様々な役柄に挑戦してきました。
Netflixドラマ「The 8 Show」では、狂気的な役を演じて話題になりました。
「わかっていても」「揀択－女人たちの戦争」などにも出演。
「親愛なるX」の特別出演&他キャストプロフィールと役どころ
「親愛なるX」には、主要キャスト以外にも、魅力的な脇役キャストが多数出演しています。
アジンの過去に関わる家族や同級生、芸能界の関係者たち。
そして、特別出演として、ファン・イニョプさんやキム・ジフンさんも名を連ねます。
ここでは、周辺人物を演じるキャストと、その役どころを紹介します。
シム・ソンヒ役：キム・イギョン
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シム・ソンヒは、ペク・アジンやユン・ジュンソと同じシングァン高校の同級生、父親が弁護士です。
裕福な家庭で育った彼女は、何不自由ない環境にいたはず。
恵まれた立場にありながら、アジンという存在が彼女の心を掻き乱します。
キム・イギョンさんは1997年生まれ。
「生まれ変わってもよろしく」「キスから始まる復讐計画」などに出演している若手女優です。
ペク・ソンギュ役：ペ・スビン
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アジンの父親ペク・ソンギュは、ギャンブル依存症で家族を顧みない人物。
娘を金儲けの手段としか考えないという役どころです。
彼の存在が、アジンの人生を狂わせた最大の要因です。
ペ・スビンさんは、1976年生まれの中堅俳優です。
善人から悪人まで幅広く演じ、時代劇から現代劇まで、多くの作品に出演してきました。
ソ・ミリ役：キム・ジヨン
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芸能プロダクションの代表ソ・ミリは、まだ無名だったアジンの才能を見抜いた人物。
彼女をスターに育て上げる過程で、自分自身も業界での地位を確立します。
表面的には優しく見えますが、冷徹な判断を下す女性です。
キム・ジヨンさんは、1974年生まれのベテラン女優。
キャリアウーマンや、強い意志を持つ女性の役を数多く演じてきました。
「犬の声」「LINK」などに出演。
チェ・ジョンホ役：キム・ジフン
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元プロ野球選手で、現在はカフェを経営するチェ・ジョンホ。
アジンが、高校卒業後にバイトをしていた店の店長です。
正義感が強く誠実な人柄で、アジンにとって、数少ないまともな大人でした。
キム・ジフンさんは、多くのドラマで主演を務めてきた経験豊富な俳優です。
「その恋、断固お断りします」「ペーパー・ハウス・コリア」などに出演。
ムン・ドヒョク役：ホン・ジョンヒョン
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ムン・ドヒョクは、ペク・アジンの婚約者として登場する人物です。
詳細な役どころは明かされていませんが、トップ女優のプライベートに関わる重要人物です。
演じるホン・ジョンヒョンさんは、1990年生まれ。
「恋の株価は上昇中」「絶対彼氏」などに出演してきたモデル出身の俳優です。
ホ・インガン役：ファン・イニョプ
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国民的俳優ホ・インガンは、華やかな世界の頂点にいながら心の充足感を得られずにいるという役どころ。
全てを手に入れたはずなのに空虚さを感じ、燃え尽きている・・。
そんな彼の前にアジンが現れます。
ファン・イニョプさんは1991年生まれ、185センチの俳優です。
モデル出身で、数々のドラマで主要な役を演じてきました。
「なぜオ・スジェなのか」「女神降臨」などで人気を博しています。
ファン・ジソン役：キム・ユミ
ジュンソの母であるファン・ジソンは、再婚相手の連れ子であるアジンを、家族として受け入れられませんでした。
実の息子を守りたい一心で、アジンに冷たく当たります。
母親としての愛情が歪んだ形で表れた人物。
キム・ユミさんは1979年生まれ、母親役を中心に多くのドラマに出演しています。
出演作は「イドゥナ」「こんにちは？私だよ！」など。
パク刑事役：シン・ムンソン
事件を追うパク刑事は、アジンを取り調べる場面で登場します。
冷静に事実を積み重ねていく捜査官、アジンに関わる重要な人物のひとり。
演じるシン・ムンソンさんは、「愛だと言って」「サムバディ」「アスダル年代記」などに出演してきたベテラン俳優。
刑事役としての説得力を発揮しています。
韓国ドラマ「親愛なるX」アジンを取り巻く人間関係を整理
このドラマは、主人公アジンの周りに集まる人々の関係性が、物語の鍵となります。
義兄弟のジュンソ、同級生のジェオ、そして女優レナという三人が、それぞれ異なる形でアジンに関わっていきます。
ここでは、登場人物たちの相関関係を詳しく解説します。
メインキャラクター4人の関係性
本作の中心となるのは、トップ女優ペク・アジンと彼女を取り巻く三人の人物です。
ユン・ジュンソは、アジンの義兄弟として幼少期を共に過ごし、彼女の唯一の安息の場所でありながら致命的な弱点でもある存在です。
キム・ジェオは高校時代の同級生。
同じ痛みを抱えるアジンに生きる理由を見出し、彼女の影となることを選びます。
一方、アイドル出身の女優レナは、ジュンソに恋心を抱きますが、彼がアジンに向ける愛情の深さに気づき、苦しむことになります。
この四人の愛憎入り混じった関係が、物語を複雑に展開させていきます。
ペク・アジンの家族関係
アジンの家族環境は、彼女の人格形成に大きな影響を与えます。
実父のペク・ソンギュは賭博中毒で、子供を自分の利益のためだけに利用する父親。
そして実母のソネもまた、親としての役割を果たしませんでした。
その後、ジュンソの母ファン・ジソンがソンギュと再婚したことで、アジンとジュンソは一時期義兄妹として過ごします。
しかし、ファン・ジソンはアジンを受け入れず、実の息子を優先する偏った愛情からアジンを邪魔者扱いします。
このような家庭での経験が、アジンの心に深い傷を残します。
ユン・ジュンソとの複雑な過去
ユン・ジュンソとペク・アジンの関係が、物語の重要な鍵となりそうです。
二人は血の繋がりはありませんが、幼少期に親同士が再婚したことで一時期義兄妹として過ごします。
当時、アジンの過去を目の当たりにしたジュンソは、深いトラウマを抱えることに…。
毒親のもとで苦しむアジンを見て、彼は一生彼女を守り続けることを決めます。
しかし、ジュンソの母ファン・ジソンはアジンを疎ましく思い、アジンを冷たく扱います。
この複雑な家庭環境の中で、ジュンソだけがアジンにとって唯一心を許せる存在となるのです。
この危うい関係性が、物語にどう影響していくのか・・・。
親愛なるXのあらすじ･見どころを確認↓
韓国ドラマ「親愛なるX」の原作や基本情報まとめ
韓国ドラマ「親愛なるX」は、人気ウェブトゥーン原作。
韓国ドラマ界を代表する名監督や実力派脚本家により、制作されています。
「親愛なるX」原作について
「親愛なるX」の原作は、NAVERウェブトゥーンで、約1年2ヶ月にわたり連載されたの漫画（パン・ジウン氏）です。
60話以上のエピソードで物語は完結で、地獄から這い上がった女優の栄華と崩壊を描いています。
連載当時から「主人公が悪人なのに魅了される」「彼女が抱える苦しみに感情移入してしまう」といった反応が相次いだといいます。
冷徹な計算をするヒロインの、内側にある孤独と渇望がかれた物語です。
映像化を望む声が高まり続け、ついにドラマとして実現したのですね。
「親愛なるX」の制作陣
本作の演出を担当するイ・ウンボク監督は、韓国ドラマ界を代表する名監督の一人。
特に、照明や色彩の使い方、カメラワークへのこだわりは定評のある監督でもあり、期待していたところでした。
彼の代表作には、全世界で社会現象を巻き起こした「トッケビ」があります。
さらに、「ミスター・サンシャイン」、「太陽の末裔」、そして「スウィートホーム」など多数。
本作でも彼の演出センスが存分に発揮されていて、華やかな芸能界の世界と登場人物たちの内面の対比には釘付けになります。
そのほか、パク・ソヒョン監督・チェ・ジャウォン作家など、韓国ドラマ業界のトップクラスの制作陣が集結しています。
「親愛なるX」の基本情報まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 原題 | 친애하는 X (Dear X) |
| 邦題 | 親愛なるX |
| 演出 | イ・ウンボク パク・ソヒョン |
| 脚本 | チェ・ジャウォン |
| 制作 | スタジオドラゴン モンスターユニオン シウカンパニー |
| 原作 | NAVERウェブトゥーン「親愛なるX」 (パン・ジウン作) |
| 韓国配信 | TVING |
| 韓国配信期間 | 2025年11月6日〜12月4日 |
| 日本配信 | Disney+(ディズニープラス)独占配信 |
| 日本配信開始 | 2025年11月6日(木) |
| 配信形式 | 初回4話一挙配信、以降毎週木曜2話ずつ更新 |
| 主演 | キム・ユジョン キム・ヨンデ キム・ドフン イ・ヨルム |
「親愛なるX」はTVINGのオリジナルシリーズで、全12話構成のロマンス・スリラーです。
韓国ではTVINGで配信され、日本ではディズニープラスが独占配信しています。
まとめ
「親愛なるX」は、キム・ユジョンさんの初悪役挑戦という話題性だけでなく、予測不能なストーリー展開と複雑な人間関係が魅力の韓国ドラマです。
主人公ペク・アジンは、地獄のような幼少期を乗り越えてトップ女優に上り詰めるという斬新なキャラクター。
キム・ヨンデさんはじめとする、実力派若手俳優たちの熱演も見逃がせません。
さらに、特別出演として、ファン・イニョプやキム・ジフンも登場！
韓国ロマンス・スリラーが好きな方、キム・ユジョンさんの新たな一面を見たい方、複雑な人間ドラマに引き込まれたい方には特におすすめです。
